6月30日、河南省政府のポータルサイトに『河南省科学的に新型都市化を推進する三年計画』が掲載された。この計画には、3年以内に「大鄭州都市地域」を作ろうと唱え、鄭州市都心人口は現在2倍の600万を超えると予測されている。さらに、開封市と洛陽市を新興副中心都市にしようとも計画している。

 

 

今回の「計画」には「大鄭州都市地域」というコンセプトを掲げたが、具体的に実施すれば、鄭（鄭州）汴（開封）一体化を推進し、交通の面では鄭州開封都市間鉄道の建設を急ぎ（今年年末に完工する予定、片道でわずか20分）、黄河南岸のエコ建設を加速するなどのことである。

鄭開大通り

 

洛陽市は河南省の新型都市化には重要や役割を果たされることが求められる。「計画」には洛陽は副中心都市、開封は新興副中心都市として建設を加速していこうと明確的にしている。

「計画」によると2016年までに、鄭州を中心とする「十」のような交通網を完成し、旅客専用線総長は1100㎞、都市間鉄道総長は170㎞に達し、さらに鄭州を中心に、開封、洛陽、平頂山、新郷、焦作、許昌、漯河、済源を繋ぐ30分交通圏と近隣の省、市を繋ぐ1時間交通圏を確立するという目標を掲げた。

 

では、副中心都市はどういうことなのか？いわゆる副中心都市は近年の新言葉で、省都以外の市は、周辺より経済実力が強くて、影響力は管轄以外の行政地域に及び、独特な優位資源と産業を有し、そして中心都市と一定の距離があり、未来周辺地域の発展を牽引できる都市のことである。例えば、河北省の邯郸市、唐山市、山東省の青島市と河南省の開封市。

河南省新興副中心都市へのまい進が開封の発展に方向付けるが、開封にとってはチャンスと動力とともに、チャレンジと責任でもある。新しいスタートラインに立ってる開封の明日を期待してください。